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ヘキサゴンジャパンでは、2024年12月21日(土)から2025年3月30日(日)まで東京都現代美術館にて開催される「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」にて技術協力をさせていただきました。 

今回展示されている没入型・体験型サウンド・インスタレーション作品のうち、ヘキサゴンジャパンでは、以下3点の作品について、作品の意図が効果的に表現されるよう、機材や投影設計をサポートさせていただきました。
作品の概要(会場用ハンドアウトより)と、当社によるサポート内容は下記のとおりです。

・坂本龍一 with 高谷史郎 《IS YOUR TIME》 2017/2024

坂本が2011年の東日本大震災の津波で被災した宮城県農業高等学校のピアノに出会い、それを「自然によって調律されたピアノ」と捉え作品化した《IS YOUR TIME》(2017/2024)では、大自然の営みによって一つのモノに還ったピアノが、世界各地の地震データによって音を発し、地球の鳴動を感知する装置として生まれ変わる。
⇒本作品の映像は超短焦点レンズを用いて投影されています。約3ヵ月にわたる展示期間中、機材トラブルに備え、プロジェクターをスタッキングして万全なバックアップ体制を整えました。

 

・坂本龍一+アピチャッポン・ウィーラセタクン《async–first light》

坂本は、アルバム『async』(2017)を契機に同アルバムを「立体的に聴かせる」ことを意図し、Zakkubalan、アピチャッポン・ウィーラセタクン、高谷史郎らとインスタレーションを制作した。タイの映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンとの《async–first light》(2017)のために、坂本はアルバムから2曲(「Disintegration」「Life, Life」)を映像用にアレンジした。小型カメラ「デジタルハリネズミ」を親しい人々に渡して撮られた映像には、粗い画面に独特の温かい色味で彼らの私的な日常が切り取られている。
⇒本作品では、2台のプロジェクターを並列に設置し、投影調整を施しました。

 

・坂本龍一×岩井俊雄《Music Plays Images X Images Play Music》

本作は元々、1996年に水戸芸術館で初演された坂本龍一と岩井俊雄による音楽と映像のコラボレーションであった。岩井の所蔵するアーカイブ資料から発掘された、坂本が演奏する「アルスエレクトロニカ97」でのMIDIデータとその記録映像データから再現展示を行う。岩井が当時のプログラミングを再構築し、坂本愛用のMIDIピアノによって、伝説的なパフォーマンスを甦らせる。先鋭的なメディアを楽しみつつ巧みに使いこなし、音を通した表現の可能性を拡張した坂本の原点ともいえる姿を垣間視る/聴くことができる。
⇒本作品では、ピアノの上に設置されたスクリーンと反射用ガラスへの投影において、影が出ない最適なプロジェクターの投影位置や角度のシミュレーションを実施しました。

会場  :東京都現代美術館 企画展示室 1F/B2F ほか
会期  :2024年12月21日(土) ~2025年3月30日(日)
会館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日 :月曜日(1月13日、2月24日は開館)、12月28日~1月1日、1月14日、2月25日

観覧料 :一般2,400円/大学生・専門学校生・65歳以上1,700円/中高生960円/小学生以下無料